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MVメタルスプレーシステムの概要 |
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■「MVメタルスプレーシステム(MS工法)」とは、普段腐食しやすい鋼材の重防食を目的とした工法で、防食効果が高い擬合金(亜鉛・アルミ/Zn-AL)を常温で溶射する新しい常温金属溶射システムです。
■従来から存在する金属溶射(フレーム溶射、アーク溶射、プラズマ溶射)との違いは、前処理として専用の粗面形成剤を塗布している点と、被着体に対して常温で施工できる点の他に、溶射金属としてZn-AL擬合金を用いている点等が挙げられます。その結果、防錆効果の向上だけではなく、亜鉛ヒュームや粉塵が少なく、作業性が良好で、被着体と溶射した金属との間で、優れた密着性を発揮するシステムに生まれ変わりました。
■なお、被着体と金属(亜鉛・アルミ/Zn-AL )との付着力を強化させるため、事前に専用の粗面形成剤(ブラスノン)を規定量塗布し、下地の粗面化を強制的に行います。
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■MVメタルスプレーシステム施工機器車両 |
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■MVメタルスプレーシステム施工状況 |
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工法の特長 |
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1.塩害地域でも長期耐久性を発揮します
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■塩水噴霧試験5000時間後でも、従来の溶射より約1.5〜2倍もの防食電位を保っています。 |
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2.物理的だから可能になった、被着体との高い付着力 |
■被着体と溶射する金属との間に、密着性に優れた専用の粗面形成剤(ブラスノン)塗膜をコーティングする事で、抜群の食い付き性能が加わりました |
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3.ほぼ常温で溶射できるため、安全で被着体を痛めません |
■線材が交わる後方から圧縮空気を噴射させる従来技術を見直し、周囲から円錐状に空気を噴出させることに成功。 その結果、冷却効率を高め、低温で溶射する事が可能になりました。 |
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4.腐食を促進させる過酷な環境下でも耐食性を発揮 |
■JIS H 5802-1988(めっきの耐食性試験方法)に準じたキャス試験を試み、従来の溶射技術を圧倒。 |
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5.接合ボルトとの接触面で要求される摩擦力をクリヤー
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■この様な接触面には摩擦力(すべり係数)が要求されるため、一般塗装は禁止されてきましたが、金属溶射は無塗装を上回る摩擦力を発揮します。 |
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6.どんな上塗り剤をコーティングしてもOKです |
■MVメタルスプレーシステムの溶射皮膜(亜鉛・アルミ擬合金)表面は、鏡面(フラットで平滑)では無く、複雑な粗面状態であるため、接着効果より物理的なアンカー効果が発揮されます。 |
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採用実例 |
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■FCGビル/球体展望室メンテナンスタラップ部 |

■幕張メッセホール/鉄骨柱・鋳鉄部・トラス溶接部 |
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■中野坂上サンプライトツイン/鉄骨ブレス及び溶接部・フィーレンデールブリッヂ |
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■湘南絵大橋/鋼製部材添接部 |

■三菱石油水島石油タンク/天蓋部分 |
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■土肥港南防波堤灯台/鋼製部材全域 |
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