斜張橋用斜材ケーブル |
SEEE/FUT-H型 斜材ケーブル |
阪神高速道路株式会社との共同開発品 |
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一般財団法人土木研究センター建設技術審査証明取得(建技審証第0906号) |
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FUT-H型斜材ケーブルは、PC鋼より線に3重防食加工を施した斜材用ストランドを用いた現場組立型(収束型)ケーブルで、PC斜張橋・鋼斜張橋を問わず適用できます。
また、橋梁の条件・環境に合わせて構造・防錆仕様の選択が可能です。 |
[写真:矢部川大橋(福岡県)] |
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構造と特長
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構造
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特長
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- 品質
ケーブルを構成する定着具・ストランド・保護管等は、品質管理された工場で製作され、防錆処理まで終えて現場へ出荷します。
- 防食性能
ストランドは、亜鉛めっき処理+グリース+ポリエチレン被覆の3重防食加工が施されており、長期耐久性に優れます。
- 耐疲労性能
実物大ケーブルにて疲労試験を実施し、斜材ケーブルとしての耐疲労性能を十分に満足していることを確認しています。 上限荷重:Fmax=0.45Pu 振幅応力:Δσ=215MPa 繰返し回数:N=200万回以上 JSSC疲労設計曲線の強度等級K-1相当
- 大型重機を必要としない架設方法
ケーブル架設は、ストランドを1本ずつ配線・緊張していくので、大型重機は必要としません。 (資機材の中で最大重量物:3ton未満) また、このストランドの配線については架設工程・橋梁条件に合わせた最適な方法をご提案します。
- 緊張管理
ストランドを1本ずつ配線・緊張していく上で各ストランド張力のばらつきをなくすための手法を各種ご用意しています。 また、ケーブル張力を管理する上で、張力・長さのどちらを基準にすることも可能です。
- 張力調整
張力調整は調整側定着ブロックのナットを回して容易に行えます。
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施工事例
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鷹島肥前大橋(佐賀県・長崎県) |
生名橋(愛媛県) |
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